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2025.12.30 ニュース, イベント, 企画展

同時代ギャラリー30周年へ

―同時代性を問い続ける-

 

2026年、同時代ギャラリーは30周年を迎えます

同時代ギャラリーは、「同時代性」をキーワードに、現代美術を特定の美術ファンだけでなく、より広く一般の人々が気軽に楽しめる場として、京都・三条通御幸町角に誕生しました。

 

同時代を生きる誰もが、多様な表現と出会い、考え、語り合える場所でありたい——その思いは、30年を経た今も変わりありません。

 

同時代ギャラリーが所在する「1928ビル」は、1928年に毎日新聞社京都支局(旧・大毎会館)として建設された近代建築です。「関西建築界の父」と称される武田五一の設計によるこの建物は、1983年に京都市登録有形文化財に指定されています。

 

この歴史的建造物の中で、同時代ギャラリーは総面積195.6㎡という京都市内でも希少な大型展示空間を擁し、個展やグループ展、アートイベントなど、多様な表現を発信し続けています。

自然光が差し込む空間には、時を重ねた氣配が静かに息づき、あらゆる表現がこの場所とともに呼吸しています。

 

2028年、1928ビルは竣工から100年という大きな節目を迎えます。

 

1996年、毎日新聞京都支局1階に「同時代ギャラリー」はオープンしました。

しかし2年後、新聞社移転に伴いビルは取り壊しの危機に直面します。

それを知ったギャラリーとアーティストたちは立ちあがり「ここを、文化の灯を絶やさぬ場所に」という願いのもと存続が決定されました。

 

地下に誕生したINDÉPENDANTSアンデパンダンhttps://cafe-independants.com/もまた、アーティストたちの手によって再生されました。

歴史と再生の物語で起きた奇跡https://www.dohjidai.com/gallery/news/talkshow/

は今も語り続けられ、失われかけていた空間や、記憶を、現代に受け継いでいくことは、

同時代ギャラリーが果たしてきた、そしてこれからも果たしていく役割のひとつです。

 

 

2020年、コロナ禍でギャラリーの存続そのものが問われました。「創造力」というメッセージのもと作家や多くの支援者の力に支えられ、私たちは歩みを止めずに今日を迎えています。

 

同時代ギャラリーはこれまで5,000回に上る展覧会、15,000人を超えるアーティストが、この場所で作品を発表してきています。

 

ギャラリーとは、完成することのない空間だと、私は考えています。

同時代を生きる表現者とともに、社会のあり方や生き方を問い続ける場所。

過去と現在、そして未来へとつながる場所です。

 

私たちは今、この場を次の時代へと手渡すために、預かっているのだと強く感じています。

30周年を迎える同時代ギャラリーは、これからもこの場所で、創造の火を灯し続けます。

新しい時代を切り拓く表現が生まれる、その源泉でありたいと願っています。

 

同時代ギャラリー代表 髙尚赫

2026年30周年記念イベント(予定)

 

7月18日(土) 「同時代ギャラリー30周年記念パーテイ」

―ギャラリーで生まれる交流、文化―

場所 アンデパンダン

 

9月8日~13日 「同時代展」