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2022.09.27 ニュース, アートフェア

「D-art, ART」大丸神戸店 出展のお知らせ

皆様には日頃から格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

この度、大丸松坂屋百貨店が新たに取組み、主催するアートフェア「D-art, ART」に「同時代ギャラリーGARAGE」として出展いたします。
同時代ギャラリーGARAGEからは、Ariane Monod、石橋志郎、西久松友花、クニト、城愛音、遠山由美、大竹口瞳の7人のアーティストの作品を出品いたします。
是非この機会にご高覧ください。

<会期> 2022年10月5日(水)→10日(月・祝)
<会場> 大丸神戸店9階イベントホール
※9階イベントホールは最終日17時閉場
<URL> https://dmdepart.jp/d-artart/

<アーティスト>

▷Ariane Monod

1975年、スイスのモントルー生まれ。

《 アリアン・モノの絵画や木炭作品は、彼女が数々の旅のさなかに拾い集めた記憶を、壁面上にスクロールするかのごとく、パノラミックに展開する。水平に広がる構図と、アンフォルメルな色調の連鎖。それがために絶えず揺らぎつづける表象は、記憶と夢がしだいに薄れていくような性格を帯びている。それは、一本の映画フィルムがまるごと現像されるのを目の当たりにする感じである。完璧にコントロールされた技術のもと、この造形作家は、数メートルにわたる水平線をなす金属板上に、顔料を置き重ね、無限に変化させる。きらめく絹糸のように混じり合う色調のハーモニーには、どこか楽しさが感じられる。風景というよりはむしろ水のような、あるいは大気のような感触を生じている。作家がこの画廊の一壁面にえがいた素描には、うたかたの夢かげろうが、まさに字句どおり具現化されている。木炭が残した軌跡が織りなす風景は、展覧会終了時には消え失せるはずの、はかない運命にある。》
ニコル・クンス, フェルム・ド・ラ・シャペル, 2013

 

▷石橋志郎

1981 大阪府豊中市出身

2005 京都市立芸術大学美術学部日本画専攻卒業

2007 同大学大学院修士課程美術研究科絵画専攻修了

 

<個展>

2021 “灰色と光” / +1art (大阪)

2019 “絵画と輝度” / ギャラリーあしやシューレ (兵庫)

2019 “灰色と光” / カホ・ギャラリー (京都)

2018 “drip” / ガレージ名古屋gareco (愛知)

2018 “空間、光” / ギャラリー恵風 (京都)

2015 “はじまりの光に触れる” / カホ・ギャラリー (京都)

2014 “トーキョーワンダーウォール都庁2013 石橋志郎” / 東京都庁 (東京)

2013 “空中の光、地上へ積もる雪” / カホ・ギャラリー (京都)

2011 “世界をくぐりぬけて、椅子に座る” / 立体ギャラリー射手座 (京都)

 

▶︎西久松友花

1992年京都府亀岡市生まれ。
2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻陶磁器修了。
歴史のあるもの、現代まで継承された伝世品や土着の文化、宗教的象徴物などを、土という素材に置き換えて再構築、再解釈している。

▶︎クニト

1981 奈良県奈良市生まれ

2005 金沢美術工芸大学美術工芸学部工芸科陶磁コース卒業

2007 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程工芸専攻陶磁コース修了

2018 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科博士後期課程美術研究領域彫刻分野修了 博士(芸術)取得

主な個展

2021 「標高156センチメートル」アトリオン2階美術展示ホール、秋田

2021 「非行為と非物質と透明な線」ギャラリー58、東京

2019 「内にある鏡、景色になる自分」ギャラリー58、東京

2018 「宇宙(せかい)のいと」金沢市立安江金箔工芸館、石川

2018 「異質の、対極。」同時代ギャラリー、京都

2017 「クニト個展」ギャラリー58、東京

2013 「クニト個展」MU東心斎橋画廊、大阪

2012 「11 010 1010」ギャラリー点、石川

2011 「クニト個展」ギャラリー58、東京

2008 「クニト展」滋賀県立陶芸の森信楽産業展示館、滋賀

2003 「sen」アートドラックセンター、愛知

▶︎城愛音

1994 大阪府生まれ

2017 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻 卒業

2017 第 32 回ホルベイン・スカラシップ 奨学生

2017 京都銀行美術支援制度 奨学生

2019 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画 修了

・個展

2017 MELT MEL(同時代ギャラリー・京都)

2018 MEL NEON(芝田町画廊・大阪)

2018 short pieces(同時代ギャラリー shop college・京都)

2019 あの日から(TAKU SOMETANI GALLERY・東京)

2019 閃光(ギャラリー恵風・京都)

2019 KobeArtMarche 城愛音 個展(神戸メリケンパークオリエンタルホテル・兵庫)

2020 contact(同時代ギャラリーBis・京都)

2020 contactⅡ(芝田町画廊・大阪)

2021 城愛音 展(Oギャラリーeyes・大阪)

2021 After image(TAKU SOMETANI GALLERY・東京)

2021 After imageⅡ(ギャラリー恵風・京都)

▶︎遠山由美

西洋の書カリグラフィを土台に、文字と言葉のはざまにあって、音にならない声を可視化しようと平面作品の制作を始め、1990年代後半より日本語と英語によめる両面文字 Dual Letterなど継続的に発表している。
2013年からは、手で書くことの内省的効用に注目し、拠点とする東京でドゥブサル写本室を主宰しつつ、長野、滋賀、奈良へ移り住んで二拠点生活をしている。

▶︎大竹口瞳

武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科 木工専攻 卒業
東京藝術大学 大学院 美術研究科 デザイン専攻 第9研究室 修了

【Exhibitions and Award】
2019/06 「プライベートコレクション展」(生活工房ギャラリー)
2020/03 日本郵船株式会社主催イラストコンテスト 銅賞受賞
2020/09 個展 海とふね 展(ギャルリ朔 ついたち。)
2020/09 「藝大の猫展2020」(藝大アートプラザ)
2020/11 「DEPARTURE 2020」(代官山 蔦屋書店)
2021/04 「作家市」(ギャルリ朔 ついたち。)
2021/06 「同時代展 – 創造力との出逢い – 」(同時代ギャラリー)
2021/09  三人展「ある日の、小景」(ギャルリ朔)
2021/10 「図鑑展ワンダーランド!」(藝大アートプラザ)
2022/01 「第16回藝大アートプラザ大賞展」(藝大アートプラザ )
2022/02 「卒業・修了制作展」(東京藝術大学美術館)
2022/02 「猫と鳥たち」(ギャラリー美の舎)