Exhibition

展覧会情報

cool abstract exhibition Midsommar

Yoshimi yoshimoto

場所: ギャラリー
会期: 2024-08-12(月) ~ 2024-08-18(日)
時間: 12:00-19:00
最終日17:00まで

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展覧会内容

フランス・パリのカルチャーメディア『clam』全面プロデュースによる展覧会。
パリ発のアーティストとして “cool abstract exhibition Midsommar”を開催します。
会期中はClamメディアの紹介、clam magazineおよびclam filmsが製作した映像作品の上映会、clam magazineの映像作品に携わってきた映像作家の松井雅也氏とトークセッションを予定しています。
皆さまお誘い合わせの上、ぜひお越しくださいませ。
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■clam × cool abstract exhibition について
2023年、日本を代表する映像作家の中野裕之氏を通じて画家吉本義巳とclam Magazine編集長 Andy Amadi Okoroafor氏が出会う。
吉本の持つグラフィックセンスと色彩構成に衝撃を受けたAndy氏が、「フランスの感性を持つ日本アーティストだ」と評価。2024年初夏clam31号では吉本の作品とインタビューが掲載される。
31号は「喪失と再生」をテーマに、世界中のアーティストのインタビューと作品を特集している。
今回の“cool abstract exhibition Midsommar”はclam全面プロデュース、吉本はパリ発のアーティストとしての展覧会となる。
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【会期中のイベント】
1)clam magazineおよびclam filmsが製作した映像作品の日替わり上映会。
映像作家の松井雅也 氏による短編映画『10センチの彼方』 (日仏合作 2020年 25分)を3日目に上映予定。関西初公開。
2)トークセッション 2024.08.17 SAT  (スタート時間は調整中です。SNS等で告知します)
吉本義巳× 映像作家 松井雅也 氏 × clam編集長 Andy Amadi Okoroafor氏(リモート出演予定)
3)レセプションパーティ 2024.08.17 SAT  17:00〜
4)期間中、CLAMマガジンの最新号からバックナンバーを販売、他、リトルプレスコーナーとして、
京都を代表するライター高橋マキさんの著作や名編集者・ライターにして北海道にて多目的空間オーナー森末忍氏の「北海道と京都と その界隈」バックナンバー特別販売。
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cool abstract exhibition
【concept】
〜原田治さんの島のアトリエの夏休みにコラージュ指導を楽しく受けた思い出〜
抽象画はグラフィックデザインの仕事の傍ら、個人的な楽しみとして制作してきました。
興味が更に加速したきっかけは、デザインの師匠である原田治さんです。
わたしがアートディレクターを務め2001年から始まった京都の酒造会社ネットマガジンで展開した原田治さんの連載において、
原田治さんの島のアトリエを撮影取材しつつ、弟子のわたしは抽象画・コラージュの手ほどきを受けました。
グラフィックデザインの指導は鬼教官でしたが、「絵」となると柔和な雰囲気に変わり、
夏の陽射しを浴び、楽しく語らい、糊とハサミにカッターナイフ、アクリル絵具、水彩絵具、パステル、色鉛筆を使って。合評時間は椰子の見えるバー。
BGMはコールマン・ホーキンスやちあきなおみや石川さゆり。
「パレットクラブって名付けたの、ペーター(ペーター佐藤さん)なんだよね」と呟かれる原田さんと煎茶を呑みながら…。
ひとしきり遊んだ後は、わたしが昼メシ当番や晩メシ当番を担当して(「美味いね、ヨシモト」が嬉しかったな)又試作を重ね続けました。
Summer training Days、そんな思い出を詰め込んだ個展[cool abstract exhibition Midsommar] ぜひご覧ください。

アーティスト詳細

■作家 吉本義巳(よしもとよしみ)
京都出身。美大卒業後、 広告代理店や百貨店に務め、フリーのデザイナーに。20歳ごろよりイラストレーター・デザイナーの原田治氏に師事。
マガジンハウス出版物での連載や新潮社刊行物や販促物でデザイン・挿絵・挿画などを担当。
各美大各専門学校の講師を務めつつ、 個人事務所を設立、 グラフィックデザインからエディトリアルデザインやプロダクトデザインや店舗デザインまで手がける会社として法人化。
現在京都を拠点とするdesign studio paperweight株式会社代表取締役。
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■Clam Magazine編集長 Andy Amadi Okoroafor氏
ナイジェリア出身、パリ在住の映画監督。TEDフェロー。パリでクリエイティブスタジオCLAMを設立し、
フランス、ドイツ、米国、ブラジル、ナイジェリア、日本等、世界中のクリエイターのネットワークを駆使し、ファッションから映画まで様々な分野でのイメージの制作にあたっている。
また、世界中のクリエイティブな読者に愛されている雑誌Clam Magazineを1999年に創刊、編集を手がける。
「local everywhere」を掲げ、各号で、世界中の様々な国のアーティストやクリエイティブな活動に携わる人にインタビューをしている。
Clam Magazineのコンセプトやアイディアは、変化のスピードが加速する今日の世界で、人々のライフスタイル、行動、最新のトレンドを理解する手がかりを読者に提供している。
Clamは、自由、創造性、革新、変化をスピリットとしている。
一方でクリエイティブディレクターとしては、広告、ファッション、音楽業界で活躍。
【主なクライアント】
Xuly-Bët、Jean Paul Gaultier、Kookaï、Virgin(レコード会社)
Galeries La Fayette(パリのデパート)
Hôtel Lutétia(デヴィッド・リンチがデザインしたホテルの部屋のプロモーションビデオでリンチ本人も出演)
Figaro(雑誌)
Diesel/EDUN、Nissan、Méridiam Infrastrusture等。
ヴァージンフランスのクリエイティブディレクターとして、David Guetta、Manu Chao、Carla Bruni等の著名アーティストのミュージックビデオやヴィジュアルデザインに携わった。
アフリカでも幅広く活躍し、現地の金融機関や企業の広告、ナイジェリアを代表する女性ミュージシャンNnekaのミュージックビデオ、
南アフリカのTVシリーズ「Yizo Yizo」等の制作に携わる。
また、映画監督として、ナイジェリアで制作し、現代アフリカを描いた初の長編映画「Relentless」(2010年)は世界中の映画祭で上映されている。
2009年よりTEDフェロー。
最近では、ナイジェリアの石油会社NNPCのドキュメンタリー映画やテレビ広告、ブランディング、アーティストのアートブック等も手がける。
【CLAM及びAndy Amadi Okoroaforに関するウェブサイト】
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■映像作家 松井雅也(まついまさや)氏
パリと東京を拠点とする映像作家。早大卒業後、グラフィックデザイナーを経て渡仏。
数多くの国際的な映像作品の演出、プロデュースを手掛け、カンヌ国際映画祭、フライブルグ国際映画祭、
クレルモン・フェラン国際短編映画祭、釡山国際映画祭など世界中の映画祭で上映してきた。広告作品もSPIKES ASIA、ACCなど国際広告祭での受賞歴多数。
フランスではクラムマガジンの映像制作にも多く携わってきた。その詩的な映像美と特筆すべきサウンドスケープは欧州及び世界で高く評価されている。
【関連ウェブサイト】
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【主催・問い合わせ先】
design studio paperweight 株式会社