エモフィルター

こんどうみか

朝目覚め、今日を生きている。

朝がやってくること、淹れたてのコーヒーを味わうこと、思いやりのある会話や笑顔のやり取り。

太陽の光が木の葉を、石ころを、人々を、照らすこと。

何気ない日常がかけがえのない特別なことだと感じたとき、世界はより輝きを増した。

突き抜ける空の青さも、きらめく波も、浮かび上がる月も、何かを生み出そうとしているその手も、全てが美しく愛おしい。

エモーショナルなこの世界を、写真に残していく。

肉親の死が、自身がどう生きるかを問うきっかけとなり、看護師として働きながら写真を始める。

2013 年から毎年自然を題材に写真展を開催。

何気ない日常の中にあるかけがえのない美しい世界を切り取り、絵のような風合いの不織布プリント、

逆光写真が再現されるようなバックライト紙へのプリントを主軸に写真作品にしている。

また、2015 年からフォトグラファーとして活動。

自由でのびやかな感性を生かし、個人様企業様からご依頼を受け様々な撮影を行っている。

展覧会情報