Exhibition

展覧会情報

gruppo luce, la diciottesima mostra  グルッポ・ルーチェ 第18回合同展

場所: ギャラリー
会期: 2026-11-03(火) ~ 2026-11-08(日)
時間: 12:00-19:00
(最終日は17時まで)

展覧会内容

gruppo luce

写真の成立要件は、光と暗箱と感光材料の3つですが、その中でも最も重要な
要素である光を意味するイタリア語「ルーチェ」をわたしたちのグループ名とし
ました。わたしたちにシャッターを押すその瞬間を教えてくれるのは、かすかな
気配を通じた光の合図にほかならないからです。グルッポ・ルーチェは、結成18
年のグループですが、定期的に作品をもちより、合評をともにしながら、
切磋琢磨を続けています。そして、年1回の合同展を、それぞれが自らの
コンセプトを構築し、活動を続けてゆくためのマイル・ストーンとして位置づけ、
継続的に取り組んでいきたいと考えています。

gruppo luce, la diciottesima mostra
グルッポ・ルーチェ 第18回合同展
2026.11.3-11.8 同時代ギャラリー

アーティスト詳細

■青木 隆幸  「WATERFRONT 15」

目に写る海。
目に見える海。
いつもの海。
記憶される海。
私達のある日の海である。

青木 隆幸(あおき・たかゆき)
和歌山県和歌山市生まれ
2008年 京都造形芸術大学 卒業
所属:日本写真芸術学会・ピンホール写真芸術学会会員
個展 2008年12月「RIVERSIDE」ぎゃらりー・きょうばて 奈良市
〃 2009年5月「RIVERSIDE」小野町デパート 和歌山市
グループ展 2025年11月「グルッポ・ルーチェ 合同展」同時代ギャラリー 京都市

 

 

■オカダミツヨ 「都市の融点」

近年の記録的な夏の猛暑
地球温暖化の熱波を纏ったビル群
都市を覆うヒートアイランド現象
街は静かにその輪郭を溶かしていく
溶けゆく都市の幻影を映しながら
揺れる陽炎、繰り返す日々
地球が発する微かな悲鳴
街はゆっくりと溶けてゆく
静かに、そして確かに

オカダミツヨ(おかだ・みつよ)
兵庫県生れ、伊丹市在住
2008年 京都造形芸術大学卒業
日本写真芸術学会会員
ピンホール写真芸術学会会員

個 展
2008年7月「太陽に一番近い場所」(東京/プンクトゥム)
2010年1月「雨の向こうへ」(大阪/フォトピア)
グループ展
2013年10月「視界 写真家6人展」(大阪/壹燈舎)
2015年5月 「写真家150人の一坪展」(大阪/キャノンギャラリー)
2019年12月「京都写真展」(京都/マロニエ)
2025年 11月「グルッポ・ルーチェ 合同展」(京都/同時代ギャラリー) 他

 

■かわたなおこ 「夏の日」

その日はとても暑い日でした
向日葵は海に背を向けて咲いていました
そんないつかの夏の日です

かわたなおこ
2008年 京都造形芸術大学卒業

 

 

■熊谷 隆 「Nature of a Second」

風景も時間も1秒も今をとどまることはなく、目の前を通り過ぎていく。
余韻だけを残して。

熊谷 隆(くまがい・たかし)
1977年生まれ
2008年 京都芸術大学通信教育部 写真コース卒業
グルッポ・ルーチェ合同展(2009年~京都同時代ギャラリー)
冬の引き出し展(2012年、大阪Port Gallery T)

 

■F・ゴーツ 「都市の皮膚Urban Skin、痕跡Trace、指標Index」

人は街を移動するとき、視線は常に目的地へ向かい、足元は意識の外へ追いやられている。
その見過ごされる表面、舗装の亀裂、塗り重ねられた色彩、消えかけた標示、壁、光と影、そして身体の痕跡だけを執拗に採集した。
それらは都市の機能を支えるインフラであると同時に、時間や記憶が堆積した「都市の皮膚」でもある。
一枚の写真は記録にすぎない。
しかし反復され、並置されることで、個々の意味は薄れ、リズムや構造、時間の層が立ち現れる。
本作品は風景を写したものではない。歩行という身体行為を媒介として、都市を知覚し、読むための視覚的フィールドワークである。

F・ゴーツ
壁の連作写真を追求し続け、新たな地への移住を経て、その探求はさらに深まっている。
1953年、東京の街で生まれ、2006年に京都造形芸術大学を卒業。現在は東京、大阪の吹田と横浜を拠点に活動を展開している。
主な個展:
2007年「WALLS walls-0.0.1」ぎゃらりー・きょうばて(奈良市)
2008年「WALLS walls-1.0.0」Roonee 247 photography(新宿区)
2009年「galaksioj【epo】」京都工芸繊維大学 美術工芸資料館(京都市)
2010年「Galaxies」 同時代ギャラリー(京都市)

 

■星野 倫 「The Minase River, 2026 Osaka」

見渡せば山もとかすむ水無瀬川
夕べは秋となに思ひけむ
後鳥羽院(『新古今和歌集』)
古歌に詠まれた水無瀬川は、今もなお
扇状地の中央を流れる。

星野 倫(ほしの・ひとし)
1955年、京都市生まれ。
2008年、京都造形芸術大学通信教育部写真コース卒業。
個展:「Portraits with Portraits」(2008年、同時代ギャラリー)
グループ展:大阪写真月間2018「写真家150人の一坪展」(2018年、オリンパスギャラリー大阪)他

 

■山本 高 「UTUTU NO YUME 」

僕は僕を通してでしか世界と関われない
内から外を見るが、結局
内というフィルターが外を遠ざけている
僕が見ている景色は僕だけのもの
よくも悪くもそのフィルターに満足する

山本 高(やまもと・たかし)
2009年 京都造形芸術大学通信学部 卒業