Exhibition

展覧会情報

「おれとおとうちゃんのにほんがてん」

けいたと岡安俊明

場所: ギャラリー
会期: 2026-04-14(火) ~ 2026-04-19(日)
時間: 12:00-19:00
最終日17:00まで

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展覧会内容

「わが子はテンサイか、シンドウか?」 子どもの何ものにも縛られない自由な発想に、はっとして、斯様に早トチリ(?)したりします。子どももやがて世間には規範というものがあることを知り、自由な発想は次第に抑制されていきます。(中にはそれを持ち続ける人も、障碍者にもいて、素晴らしいことです)

けいたは北海道の富良野生まれ育ちで、はだかんぼうで野山をかけまわっていました。1歳から親のボールペンやえんぴつを取り上げて落書きするようになり、幼稚園に入ってから絵を描くようになりました。”好き”というより、ごはんやおやつを食べたり、おしっこやうんちと同じように心地いい自然なこととして、自宅でもチラシの裏などに日常的に絵を描いていました。

幼稚園の時のアラスカキャンプ旅行で見たマッキンリー山を小学3年で描き、同じく幼稚園時代に見たボリショイサーカスを小学2年で、共に何も見ずに記憶だけを頼りに描いたことに大変驚きました。また、親の似顔絵や弟の顔、園長先生の絵はシンプルな線で的確に表情を捉え、しかも消しゴムなどで描きなおした形跡がないことにも驚きました。

高校美術科のスケッチブックには目ぼしい作品はほとんどありませんが、数学や歴史のノートに緻密に彩色された数枚の絵が見つかりました。裏に数式や歴史用語が透けて見えます。いつ何を何のために描いたのか、誰も知りません。

公募展などで散逸した絵や小学校高学年以降、絵や色彩が複雑になったためすべてではありませんが、けいたの絵を拡大して日本画にして展示します。

渓太はこの後、絵を描くことはなくなりましたが、社会人になってからの社用ノートのあちこちにイラストを描いていたことから、絵への想いは残っていたのかもしれません。

「わが子はテンサイかも」と感じたその時、どの子どもも自由奔放な生来の天才だったと思います。

期間限定ながら湧いて出るような子どもの創作力によるけいたの絵と、おとうちゃんの“好き”だけど、いつも四苦八苦しながら作り出した絵を見比べ、違いを感じていただければ幸いです。

どっちもどっちだとは思いますが、子どもと地頭には勝てなさそう……。

アーティスト詳細

岡安俊明

 

2007年 早期退職後、富良野から母が入っている介護施設に近い高山の古民家に転居し、文化センターでデッサンを習う

2008年 高山で日本画グループ発足、参加 講師は日展会友

     全国公募展 高山市主催臥龍桜日本画大賞展桜賞入選

       同   高山市主催臥龍桜日本画大賞展入選

2013年 京都造形芸術大学通信日本画コース入学

2016年 同 卒業制作:学長奨励賞および研究室賞

       同    画心展(東京佐藤美術館)立島惠賞

2018年 高山から大津へ転居、大津絵クラブ入会