Exhibition

展覧会情報

「山海・抄写」 劉善恆(シーズン・ラオ)展

劉善恆(シーズン・ラオ)

場所: GALLERY GARAGE
会期: 2022-04-08(金) ~ 2022-04-25(月)
時間: 12:00-17:00(火曜・水曜・木曜閉廊)

展覧会内容

本展では、マカオ出身の国際的に活躍するアーティストであるシーズン・ラオ氏による作品を中心に、東アジアに古来より見られる自然思想と、これに由来する美意識の一つである「余白」の美を考察することを試みます。会場では、ラオ氏と親交がある日本人作家倉貫徹氏と有馬晋平氏の立体作品も設置し、それらを山水と見立て、静謐なインスタレーションを通してひとつの風景を構築します。

n this exhibition, we focus on the artworks of Season Lao, an artist from Macao, successful worldwide. And we try to inquire into the idea of nature, which we can see since time immemorial in East Asia, and the beauty of blank spaces, which is one of the senses of beauty based on this idea of nature. At the venue, three-dimensional artworks by Kuranuki Toru and Arima Shimpei, friends of Season Lao, have also been installed. These works are likened to mountains and water, and through these installation artworks of peace and tranquility, they form a single landscape.
Curator:高橋功樹/Koju TAKAHASHI
※本展は、KYOTOGRAPHIEサテライトイベント「KG+」会場として開催されます。
This exhibition is one of the venue of KYOTOGRAPHIE satellite event “KG+”.

アーティスト詳細

劉善恆/Season LAO

1987年マカオ生まれ、京都在住。マカオ理工学院大学卒業。
変わりゆく地元のアイデンティティの模索をしたいという思いから作り上げた彼の作品が反響を呼び、生家を含む歴史的建造物群の価値が再評価されて取り壊しが中止になる。
二十代の十年間で北海道に移住。東日本大震災をきっかけに、人と自然が共存する道を探す必要性を強く感じる。彼はその後東洋美術の精神性を取り入れて、グローバリズムの中で社会問題を反映する作品を制作している。
現在は京都を拠点にしながら、アジアと 欧米の展示会やアートフェアで作品を発表している。 日本、台湾、韓国、中国、アメリカ、イタリア、スイス、シンガポール、などコレクション多数。

website http://www.season-lao.com/

 


〒601-8022 京都市南区東九条北松之木町7-1
https://goo.gl/maps/hfzQYsF53PLvdfXE8