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2021.10.11 展覧会アーカイブ, 同時代ギャラリー展示

「山本新太郎展 -環境・心のまる-」

「山本新太郎展 -環境・心のまる-」
2021.10.11(mon.)-10.17(sun.)
12:00-19:00(最終日は17:00まで)
今週ギャラリー・ギャラリービスでは、「山本新太郎展 -環境・心のまる-」を開催しています。
山本新太郎さんは、御年81歳。高校在学中に絵を描き始めてから約64年間、作品を描き続けていらっしゃいます。
絵のテーマは「まる」。山本さんがずっとテーマに書き続けているモチーフです。山本さんの描く「まる」は物事の循環や、地球、星、宇宙を表しているそう。
ギャラリーには、近年の作品を中心に、「まる」で循環、その中の混沌を現したような作品がずらりと並びます。DMにも掲載されている作品は宇宙を表していて、神秘的な雰囲気やパワーが伺えます。
中には牛乳パックを広げてパネルに貼り、その上から油彩で描かれた作品も。
牛乳パックって色乗るんだ・・・という感想もぽろり。
ギャラリー奥の小部屋には、山本さん曰く「遊びで描いた」作品が展示されています。「まる」を使ってどういう風に表現できるか、と描いた作品から、キャッチーな小品が飾られています。
ギャラリービスでは、過去に描いた小さな作品を100点集めて大きなパネルにした作品やご本人が毎朝コーヒーを飲む前にその時印象に残った人の似顔絵を描いているという、そのノート、雑誌の表紙の原画、ポートフォリオなどを展示。山本さんの「今まで」を堪能できます。
山本さんの宇宙的なパワーのある世界をぜひ観にいらしてください。
7年ぶり6回目の個展です。
地球生命を含めて、自然環境の循環=円Circleの中に生かされています。
自然の内包しているものをどう形にしていくかが、今回のテーマです。
今迄になく、たった一つのものは新しいと思いますし、混沌としているものを、
鮮明にしていく作業の中で新鮮さが無くなっても、ひきつける「何かが」あればよいと思っています。
よろしくお願いします。
ギャラリー正面。
新作がずらり。
DM表紙にもなった3作品シリーズが人気。
「中二心をくすぐられる」というお声も。
読売新聞様、毎日新聞様をはじめとする様々なメディア様で取り上げていただきました。
小部屋の展示作品。山本さん曰く「遊びで書いた」作品を展示。
ギャラリービスでは、今まで表紙絵を担当した雑誌とその原画、100枚描いた絵を一枚のパネルにした「形状日記」、毎朝描く似顔絵集を展示。
牛乳パックを開いた面の上に描かれた。
山本さんの「描くこと」への情熱を感じ、
老若男女国籍関係なく惹かれるものがあるような展示でした。