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2021.10.11 展覧会アーカイブ, コラージュプリュス展示

マツオマミ アートマルシェ mamiché「Who I am」

マツオマミ アートマルシェ mamiche「Who I am」
2021.10.11(mon.)-10.17(sun.)
12:00-19:00(最終日17:00まで)
今週のコラージュプリュス では、マツオマミ さんによる個展マツオマミ アート マルシェ mamiché 『Who am I』を開催しています。
コラージュプリュスにマツオマミ さんのキャンバス作品と立体作品がずらり。ユニークな表情に果物や野菜の頭部分が乗った作品たち。
ぶどうの頭が乗ったヒトは「ブゥドゥさん」、バナナの頭のヒトは「バナーヌさん」、きのこの頭が乗ったヒト「ナメ子ちゃん」、と名前もユニーク。
だんだん見ているとお腹が空いてくるというお声もちらほら。
今回のテーマ「Who am I」がタイトルの作品は、その頭を観客自身が変えられるもの。顔はそのまま、頭の果物や野菜で観客次第で作品を変えて遊ぶことができます。頭が変わると見え方が変わる、このヒトは誰なんだろう、「ヒト」は、「わたし」の造形は、中身は、どうやって作られるのだろう。
今回のテーマは、ご家族を通しての経験から繋がったとのこと。京都で初めての個展で、なぜ「mamiché」を作ったのかについて立ち返った展示。
キュートでシュールなマツオマミさんの世界、ぜひ体験しにいらしてください。
マツオマミ・アート・マルシェ マミシェをテーマに描き続けているマツオマミ。今回は立体をメインに個展を行います。
テーマは『Who am I』 日本語では私は誰?です。
最近、ふと思うことがあります。娘が成長するにつれ、益々主人に似てきました。「私はやはり誰に似てるのだろう?」と。
幼いころ両親が離婚し、私は父の顔を覚えていません。写真もなく、話も聞かないのでどんな人物なのかも把握できない私にとっては、半分のアイデンティティーが確立していないようなものです。
私が、半分人間、半分野菜や果物を描く意味はその半分の正解を探し続けているのかもしれません。
だから私はmamichéを創り続けるのだと思います。
マツオマミ
兵庫県西宮市在住
個展
2016,19,21 マツオマミ アート マルシェ mamiché / elicafe /大阪
2019 マツオマミ アート マルシェ mamiché /ギャラリーエデル/大阪
2018 マツオマミ アート マルシェ mamiché /ウラン堂/西宮
2017 マツオマミ アート マルシェ mamiché /プチポワン/神戸
2016 マツオマミ アート マルシェ mamiché / gallery そら/大阪
アートフェア
2021 ART LIVE KOBE 2021 /ANAクラウンプラザホテル神戸25階 2509室
2019 ART BUSAN /韓国
2019 ART EXPO NEW YORK /アメリカ 2019 ART TAINAN /台湾
2018 RED DOT MIAMI /アメリカ
主なグループ展や展示
2018-21 Book Lovers / MOTOYA Book Cafe Gallery /東京
2018 新宿眼科画廊 ポートフォリオ展/東京
2017 スーク紙市/阪急梅田百貨店
2017 阪急文具の博覧会 春/阪急梅田百貨店
受賞歴
2016 アートストリーム 2016 凸版印刷賞受賞/大阪
2015,16 アートムーブ入選/東京
主な仕事
YOLO HOTEL 207 号室 壁絵/大阪
交野おりひめ大学とのコラボビールラベル/大阪交野市
ドア。Who am I?
野菜・果物たちの平面と立体作品。
プロジェクターにはWho am Iの遊び方を上映。
そして真ん中には廻るリンゴが。
輪るりんご。
ブゥドゥさんとバナーヌさん。たち。
「Who am I」で遊ぶスタッフ。
マツオさんは、大学を卒業されてからも制作を続け、コツコツと実績を伸ばしていらした作家さん。まだお若く、子育てに働きながら、制作し発表していらっしゃいます。
幼少期の経験から、今回の作品に繋がったWho am I。
「たのしい」から「しんどい」まで様々な感想があり、非常に興味深い展覧会だったと思います。
というかコンセプトのきっかけになったマツオさんの娘さんが超元気!マツオさんも娘さんも、これからがさらに楽しみです。