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2021.09.20 展覧会アーカイブ, コラージュプリュス展示

松岡円香 個展「ちいさなせかい」

松岡円香 個展「ちいさなせかい」
2021.9.20(mon)-9.26(tue)
12:00-19:00(最終日17:00まで)
今週のコラージュプリュスでは、松岡円香さんによる個展「ちいさなせかい」を開催しております。
松岡さんは同時代展でも作品を出品いただきました。今回は同時代ギャラリーでも、京都でも初の個展です。
松岡さんは兵庫県出身。広島市立大学・院を卒業され、現在は兵庫の自然豊かな町でアトリエを構え、子どものための絵画教室を営みながら制作を続けています。
松岡さんの作品は、日本画でありながら、絵本や洋画タッチの細かい描写が特徴。日本画の画材で細かく描くことでより柔らかな雰囲気を持った作品に仕上がっています。
今回展示されているのは、日本、兵庫の自然を描いた作品、とくに北海道・アイヌ文化に触れた作品たちです。DMハガキに使われたクマの絵も、アイヌ文化にインスピレーションを受け描かれたその一つ。
なぜアイヌを選んだのかご本人に伺ってみると、もともと自然や土地の信仰、日本や各国の神話に興味があったといいます。古代から現代に渡り、自然・食べ物・生き方に対してさまざまな信仰や考え方が生まれ、国内で流行る中、古来の日本人の自然に対する信仰や考え方に立ち返った方がいいのではないか、と考えたそうです。自然にあった出来事を受け入れ大切にしたり、自然からもらったものを余すところなくいただき、またいただいたものを「還す」。その循環が成り立ったアイヌ文化を今回テーマに選んだとか。
もちろんアイヌだけではなく、地元・兵庫も含めた自然への憧憬が溢れ出す作品群を、ぜひご高覧ください。
大きな世界のだいじなひとかけら、窓から景色を眺めるように。
ホームタウンの兵庫を、バイクであてもなく散歩して見つけた景色や、思い出の中の風景、本を読んで旅した物語の世界を絵にしました。
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松岡円香
兵庫県神崎郡生まれ
広島市立大学、大学院博士前期課程日本画A研究室修了後、兵庫県にて制作。
子供絵画教室を運営しながら、作家活動を行う。アトリエ周辺の野山や、ふらりと出かけた先の風景から歴史や季節を感じることが趣味。
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ちいさなへやの、ちいさなせかい。
一体どんなせかいが広がっているんでしょうか。
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アイヌ文化にインスピレーションを受けた作品から故郷や旅を想う作品がずらり。
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『槍、晴る』
同時代展でも出品されていた作品。
銭湯のあのよくある富士山の壁面も意識して描かれたそう。
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『キムンカムイのすむところ』
DMにもなった作品。
キムンカムイはアイヌ語で山の神の意。
どことなく穏やかな顔をした熊がこちらを見つめています。
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『チュクのおいしいところ』
スタッフお気に入りの作品。
チュクはアイヌ語で秋の意。
食欲の秋ですからね・・・さんまたべたーい
松岡さんの憧憬が詰まった作品群、スタッフも1週間楽しんでおりました。
ご本人も朗らかな方で、話すのが楽しかったです。
参考サイト