辻村さんは、果物や花などの身近なモチーフを、主に水彩とペンを用いて、やわらかな色彩と細密な点描を組み合わせた独自の方法で描きます。

点描部分をよく見ると、一つ一つの黒い点に濃さや大きさに微妙に変化をつけているのがわかります。とても根気のいる作業ですね。。。

完成に3ヶ月程かかったという『錆色の刻』は、点描により路地裏の暗くひっそりとした雰囲気が表現されています。

石田さんは、鳥や花などのモチーフを銅版画の技法（はっきりした輪郭部分はエッチング、色がうっすらとついている部分はアクアチントの技法）で描きます。

鳥の羽根を細かく描きこんでいくのがお好きで、鳥をモチーフにすることが多いのだそうです。

どの作品も、とてもこまやかで丁寧に仕上げられています。作家さんは、主に土日在廊されます。ぜひお越し下さいませ。