作家の金秀眞（Kim Soojin)さんは韓国から日本へ漆芸を学ぶ為に留学し、

漆の作品の制作発表を続けています。

そして置かれた作品全てが風でふわふわと揺らぎ、同時代ギャラリーの古くて重厚な建物と、不思議な対比が生まれています。
今回のテーマは「憩いの場』ということで、会場全体の雰囲気を楽しんでほしいとのこと。

「通常、展示される作品は手で触れてはいけないとされていますが、わたしはそれが作品と見る人との距離を大きくしていると思っている。そのため、観客が軽く触ったり、口で息を吹きかけたりする行為で、作品が動いたり形が変わったりする作品を制作したかった」

繊細な作品に見えますが、そっと指先で触れてみてもいいそうです。金秀眞さんの作り上げた空間をぜひお楽しみください。

2014年11月24日（祝月）～30日（日）

12:00－19:00（最終日は18:00まで）