今週、ギャラリーでは、粟津尚子による個展『兎と波と』を開催しています。

粟津さんの制作のテーマとなっているものは、日本人が古くから、身の回りの道具や衣装、建物など様々な分野で用いてきた文様です。

陶器の絵付けや歌舞伎の衣装や家紋、また図書館の資料などからモチーフとなる文様を探し、それらを多様に組み合わせることで独自の画風を展開しています。

油彩で描かれた作品はどれも色鮮やか。色は混ぜずに、単色のみを使用するそうです。

波や生き物たちの躍動感のある様子や、ダイナミックな構図が特徴的です。

京都で個展を開催するのは、初めてという粟津さん。

会期中は、毎日在廊してくださっています。

ぜひお越し下さい。

会期：2014年11月11日（火）〜11月16日（日）

12：00〜19：00（最終日は18：00まで）