Blog

ブログ

2014.09.15 展覧会アーカイブ, 同時代ギャラリー展示, 2014

tricoten

今週ギャラリーでは、アートグループmitsuamiによる展覧会『tricoten』(トリコテン)を開催しています。
*mitsuami(みつあみ)とは、森あやね、出口萌、川添潤子、その他立命館大学学生有志により、今年3月に結成されたグループです。

 

タイトルが、フランス語で‘編み込む’という意味のTricoter(トリコテ)に由来するように、作品や人々が編み出す関係性をテーマとした展覧会となっています。
注目すべきは、会場正面に設置されているドーム状の作品。これは参加型のアー ト作品で、来場して下さった方は竹ひごでつくった骨組みに、カラフルな糸や洗濯バサミを自由に結んだりくっ付けたりして楽しんでいただくことができます。 初日にしてすでにたくさんの糸や洗濯バサミが・・・。最終日にはどのような状態になっているのでしょうか、わくわくします。
作家と来場者だけでなく、たまたま居合わせた来場者同士にも、新しいつながりが生まれそうな空間です。

その他、繊細なペン画作品や言葉を取り入れた絵画作品を展示しています。

Facebook、Twitter、Lineなど他者と手軽につながることができる様々なツールが存在する現代において、「つながる」ということを改めて考えさせてくれます。

参加型アート作品、なんと夜はライトアップされます。

皆様、ぜひお越し下さい。

会期:2014年9月15日(月祝)~9月21日(日)
12:00~19:00(最終日は18:00まで)