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2019.11.22 同時代ギャラリー展示, ギャラリービス展示

小野なな展「シリーズ 地球表皮」—錯綜するエビデンス—

 

【小野なな展「シリーズ 地球表皮」—錯綜するエビデンス— 】
会期:2019年11月19日(火)〜12月1日(日)※25日(月)休廊
時間:12:00〜19:00(最終日は16:30まで)

 

 

今週のギャラリー展示は、美術作家・小野ななによる個展です。
小野さんは、和紙、墨、珈琲液、グラフィック加工を施した画像CGによる平面作品や、石粉粘土を素材とした立体作品など、様々な作品を制作しています。
2017年に続いて京都では4回目の開催となる今展では、植物や枯葉、人形などのCG画像を大きく引き延ばした作品を中心に発表します。

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1995年、立体「卵」の制作活動を開始したときからのテーマである環境問題に、警告メッセージを織り交ぜて作品を発表しています。地球上に住み同じ赤い 血を持ちながら、争いの自爆から逃れられない地上人類の三色の肌色を、漆黒の「墨」、黄茶「珈琲液」、象牙色「和紙」に置き換え、地球全体にかかわる破壊 と殺戮、やるせない気持ちを画面に封入させ、制作してまいりました。今回もその延長線にかわりはありません。カラー部分は、放射能問題も含め環境問題に大 きくかかわる草木成長過程のモチーフなど「生からドライ」、撮影。CGグラフィック処理です。
10年程前から取り組んでいる、種シリーズの作品は、遺伝子組み換え作物種のメーカーであるアメリカのMONSANTO(企業)における様々な問題をテーマとしたものです。
細かい記事詳細、NANAONO 公式HP参天 又日常画像ブログ nanaono7で書き起こしていきます。(小野なな)
http://nanaono.main.jp/

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展覧会の様子を写真でご紹介します。

 

 

 

 

和紙にプリントされたグラフィック・・・鮮やかな色彩であり、どこか不気味な雰囲気が印象的な作品です。

 

 

 

 

 

ある部屋にはひっそりと猪豚の骸骨が・・・探してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番奥の部屋には小品をまとめて展示しています。

 

 

 

2週間の会期となっています。ぜひご来場ください。