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2018.04.05 展覧会アーカイブ, 2018

加藤力之輔 展 –創造という仕事-

今週のギャラリー【加藤力之輔 展 –創造という仕事-】を開催しています。

 

会期:2018年4月3日(火)~4月8日(日)
時間:12:00~19:00(最終日は18:00迄)

 

作家・加藤力之輔による個展です。
今展では、群像を木炭により描いた作品『若者達の詩』シリーズを中心に、版画作品やアクリル絵画などを展示します。

 

 

 

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スペインでのゆったりとした時間の歩みは、私の固有の素描観念を確立させてくれた。制作の基礎となる素描は日本へ戻ってからも続けており、かねてより関心を持っていたトスカーナ・ローマ派(素描)とベネチア派(色彩)の融合について研究を行っている。

 

「さあ、主よ、聖堂が完成するのをごらんください。
大きな努力を払い、数々の障害を乗り越えて完成しました。
創造という仕事には苦労がつきものです。
T.S.エリオット『岩の合奏』より ファンレイナ氏文章からの抜粋(訳:石村あつ)」

 

〈加藤力之輔/Kato Rikinosuke〉
1944年横浜に生まれる。
1972年渡西。スペイン国立プラド美術館にて4年間ティツィアーノの作品を模写研究。
マドリードの美術研究所で人体デッサンの修練でものの見方を学び続ける。スペイン・日本で発表。
横浜市民ギャラリー、ギャラリートーシン、文藝春秋画廊、小川美術館、印象社ギャラリー(東京)同時代ギャラリー(京都)ギャラリーSUGATA(京都、東京)等。
2004年より覚園寺(鎌倉)・新善光寺(京都)・梅上山光明寺(東京)で異文化空間展開催。
現在もマドリード、京都で制作。

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同時代ギャラリーでは久しぶりの展示となる『若者達の詩』シリーズ。

 

 

豊かな肉体の人物達がダイナミックに描かれています。会場に入るとその力強い雰囲気に圧倒されます。。。!

 

*4/7(土)17:30~は加藤さんによるトークも行います。

テーマは「ベラスケスからのスペインリアリズム」について。

 

 

ぜひご来場ください。