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2013.03.05 展覧会アーカイブ, Exhibitions, 2013

しかけこばこ と 虚ろのはなし -真鍮文房具とものがたりvol.2-

会期:2013年3月5日(火)-3月10日(日)

2012年に引き続き2回目、長崎彰太・長崎伊世の展覧会。

今回は真鍮でつくった小箱と、小箱にまつわるものがたりを展示しています。

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では、いくつかご紹介します。
まずは、「しかけこばこ」シリーズからご覧下さい!

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家/しかけこばこ

「あるということがある。ないということがある。この世界はあるということで出来ている。けれどもそれだけだろうか。」

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鞄/しかけこばこ

「この世界はある一つのもので出来ている。それはあるということと、かつてあったということである。あるということは、いつでもすでに過ぎさった過去にささえられているのだ」
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玉手箱/しかけこばこ
「とうめいなこばこは永遠の旅人の証。こばこのなかには時間がつまっているし、こばこ自身も旅をする。」

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半紙でできた「紙の結晶」。
上から落とすと… ゆらりゆらり…

ゆっくりと牡丹雪のように舞い降ります。

シンプルなデザインを一つ一つ丁寧に作り上げる。
そんな弟の彰太さんの彫金作品に「ものがたり」を添える姉の伊世さん。
大切なものを、そっとしまっておきたい「しかけこばこ」の様なぬくもり一杯の展示です。

是非ご覧下さいね!